【今更感】BTSのSpring DayのMVを振り返る【ジョングクシーンのみ】
前回、BTS ジョングクのソロ曲「Begin」について書いてから、自然とMVに映るジョングクを目で追ってしまうようになりました。（このシーンのグクやばくない？めちゃくちゃ美男子じゃない？もうやばすぎるよ辛い※語彙力）
前回の記事
好みに偏りがあるのはもちろん、タイプの男性の好みもすごく偏りがあります。防弾少年団が気になったきっかけは「FIRE」のRAP MONSTERだったりします、実は。。
「可愛い顔の男性」はあまり好きじゃないんです。
日本の有名な男性アイドル（ジャ○ーズ）さんも可愛すぎてあまり男味を感じなくてですね（なんだよ男味って）。男味を感じられるダンディズムってるアダルティーな方が好きなんです。
前置きが長い。
今回なぜ「Spring Day」をピックアップしたかと言うと、このMVにもいろいろと謎のストーリーが含まれていたからなんです。めちゃくちゃ探究心がくすぐられました。
彼らのMVって小説のような、映画のような、ストーリーがたくさん詰め込まれている内容で本当に楽しいです。いろんなブログで「沼」という表現を目にしましたが、まさにハマったら抜け出せない「沼」です。
解説は苦手なので、今回は【ジョングクシーンのみ】だけスクショしました。とにかく彼の美しさを堪能ください。
Music Video（YouTube）
BTS (방탄소년단) '봄날 (Spring Day)' Official MV
スクショで観るジョングクの美しさ
電車に乗っているジョングク。他のメンバーはいない様子。少し寂しげに見える。
太陽の光でふあふあなグク。白のタートルネック（厚手）がたまらんん。
ナムジュンの顔に落書きしている。
このシーン、ナムの肩に頭すりすりしてるんだけど猫みたいで可愛い。
本当に白タートルネックが似合う。美しい。
ここで歌を口ずさんでいるんだけど、口元めちゃくちゃ可愛い。
みんなを探しにいくグク。
「ここにもいないな・・・」（私の勝手なセリフ）
車両の向こうに何かある・・・！
「Omelas」と書かれているモーテルみたいな建物が現われる。赤いネオンで「NO VACANCY（満室）」と書かれている。
進んでみると他のメンバーたちがいた場所に続いている。「でもまだみんな見つからないよ・・・」と言いたげ。←
「どこいったんだよヒョンたち・・・」（私の勝手なセリフ）
ジョングクが来るのを待っていたかのように他のメンバーが集まってくるシーン。「みんないたんだ！」嬉しそうなグク可愛い。
みんな集合して走りだしたんだけど、実はVがいない。
制作側の策略か！？って思ってたけどVが撮影時に入るタイミングを逃しただけとのこと（公式情報）。ウケる。
走る先に電車が通り過ぎる。そこにはグクが乗っている。
これYouTubeで観ると画質の問題なのか、グクがいることに気付けないんだけど（年齢の問題かもしれない･･･）、TVで観ると一瞬グクが映ってめちゃめちゃびっくりする。一瞬心霊写真かと思うくらいびっくりする。
電車に乗っているグク。「あ、みんなと合流できたのね」的な。
電車のグクを見るグク。
シーンは変わって電車内のグク。真正面。めちゃくちゃ可愛い。くちびるどうなっているの。
ていうかお肌どうなっているの。。。
目が覚めたグク。周りを見渡すと、、、（このグク神々しすぎやばい）
「みんないるじゃーん」絶対こんなこと言わない。
キレイなシーンだったので貼ってみる。
最後みんなで電車を降りて荒野を歩くシーン。木が一本だけあって何にもない。けど進むバンタンたち。画面が赤く染まるのも意味がありそう。
最後に木に吊るされた靴。
「オメラス」からみるSpring Day
Spring Dayの中に「Omelas」と書かれた建物が出てきました。最初MVをしっかり観てなくて「Umelas」だと思ってUmelasでググってたのは内緒。
オメラスとは、作家アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィンが書いた『オメラスから歩み去る人々』という短編ストーリーの中に出てくる国のこと。オメラス国ね。
どういうストーリー何だろうと思って調べてみると、なかなか強烈な内容でした。。
オメラスという国について
此処ではない何処か遠い場所に、オメラスと呼ばれる美しい都がある。
オメラスは幸福と祝祭の街であり、ある種の理想郷を体現している。そこには君主制も奴隷制もなく、僧侶も軍人もいない。人々は精神的にも物質的にも豊かな暮らしを享受している。祝祭の鐘の音が喜ばしげに響き渡る中、誰もが「心やましさ」のない勝利感を胸に満たす。子供達はみな人々の慈しみを受けて育ち、大人になって行く。素晴らしい街。人の思い描く理想郷。しかし、そのオメラスの平和と繁栄の為に差し出されている犠牲を知る時、現実を生きる自分達は気付くのだ。この遥か遠き理想郷は、今自分が立っているこの場所の事なのだと。
オメラスが求めた犠牲。それはこんな姿をしている。“その部屋の中に一人の子どもが坐っている。男の子とも女の子とも見分けがつかない。年は六つぐらいに見えるが、実際にはもうすぐ十になる。その子は精薄児だ。”
引用元：
引用元のブログ様の記事を読むととても心が痛みます･･･。すげえ国だ。
オメラスが求めた犠牲
オメラスの国はたった１人の子供を犠牲にして成り立っている楽園。その子だけを地下へ閉じ込めて自由を奪うことで、その他大勢の民衆の幸福が成り立っている国。民衆はその子が存在することを知っているが、助けたりすれば国に不幸がくることを知っているから何もできないというストーリー。
自分たちの今の幸せは他の誰かの不幸の上に成り立っているということを伝えたいMVなのかなと思ったり。
ちなみに最後の荒野を歩くシーンだけど、どうやらオメラスの国の周辺も荒野が広がっているそう。（参照：「オメラスから歩み去る人々」｜あるさの日々これ出会い）
いいね、このリンクしていく感じ。楽しいね。探究心うずうずしちゃうよって。
エジプト神話からみるSpring Day
私の中でBTSのMVの謎を紐解くために必須になっているりえっぺさんのブログでも、Spring Dayが解説されていました。
めちゃくちゃ難しいけどめちゃくちゃ面白いんです。
このブログよりも100000000000000倍おもしろいので是非読んでください。
（勝手にリンク大変失礼します）
まとめると
やっぱり防弾少年団のMV謎解きは楽しい。（おい中身うすいぞ）
『オメラスから歩み去る人々』という作品を知る機会になりました。
物資があふれる時代に生まれた私たち。
経済が発達して好きなものを好きなだけ手に入れることができる。
でも反対に、21世紀にもなってまだまだ経済が発展していなくて物資不足の国や、医療や教育・インフラ整備が整っていなくて年間たくさんの人が亡くなる国々もあります。
例えば、コーヒーやチョコレートを先進国で売りさばくために、奴隷として働き続ける子供がたくさんいるけど、私たちはコンビニエンスストアで簡単に買えちゃう、とかね。
なんだか最後すごくシリアスな内容になってしまいましたが、深いところまで考えさせられるMVだなと思いました。Spring Dayいいですね。
